資格の数だけ時給が上がる国で、シンママの私が見返した 【第2話】 時給が上がる法律
「離婚してください。陽葵はわたしが育てます」——夫は借金の半分と6歳の娘を残して消えた。
資格の数だけ時給が上がる国で、シンママの私が見返した 【第2話】 時給が上がる法律 のあらすじ
「離婚してください。陽葵はわたしが育てます」——夫は借金の半分と6歳の娘を残して消えた。もう男には頼らない、自分で稼いで育てると決めた美咲だが、正月の席では由佳に「高卒で資格なし、あなたにできる仕事なんてない」と夢を見るなと突き放される。悔しさに震えた3日後、パート先の店長・佳代から驚きの話を聞く。この国には、資格を1つ取るたび最低時給が150円自動で上がる法律がある——美咲の武器が、見つかった。
ここまでのあらすじ(第1話〜2話)
【第1話】 正月に笑われた私 正月の親戚の集まりで、シングルマザーの橋本美咲は従姉の由佳に「子ども抱えて借金って、一生底辺だね」と嘲笑されていた。借金の額、もらえていない養育費——由佳は皆の前で容赦なく切り込み、大人たちは笑うだけで誰も止めない。娘・陽葵の親戚づきあいを守るため、美咲は下を向いて耐える。だがこの借金の半分は、そもそも美咲のものではなかった。話は1年前、金にだらしない夫・拓也との日々にさかのぼる。
【第2話】 時給が上がる法律 「離婚してください。陽葵はわたしが育てます」——夫は借金の半分と6歳の娘を残して消えた。もう男には頼らない、自分で稼いで育てると決めた美咲だが、正月の席では由佳に「高卒で資格なし、あなたにできる仕事なんてない」と夢を見るなと突き放される。悔しさに震えた3日後、パート先の店長・佳代から驚きの話を聞く。この国には、資格を1つ取るたび最低時給が150円自動で上がる法律がある——美咲の武器が、見つかった。